機材の紹介と選び方

機材の購入はとても高額です。

必要となる機材は「サンドブラスト機」「コンプレッサー」「集塵機」「製版機(露光機)」、その他「パソコン」や「プリンター」などがあり、それぞれの機材に様々な価格帯の物が存在します。

まず、それぞれの機材について、「ご自身が、最低限の知識を得ること」を心がけて頂きたいと思います。

決して難しいことではありませんが、動力が必要となる工業用の大型の機材や、趣味で使用する簡易な物、バリ取りやさび落とし用に作られた機材など、使用目的により様々な機材がございますので、ご自身の目的に合った最良の選択をして頂きたいと思います。

弊社で取り扱う機材は全て「記念品・ギフト製作」や「教室経営」などでの利用を目的とした「ガラス工芸専門の機材」となります。(ガラス工芸専門と言っても、彫刻できる物は、石材・木材・金属・皮・デニム・・・など多岐にわたります。)

 

全ての機材が家庭用電源100Vで使用可能、「性能」「耐久性」に優れ、現在全国で一線級でご活躍されてる工房様は、皆様このような専門の機材を使用されております。

以下、記載の価格(想定ご予算)につきましては、全て事業用として新品で導入した場合で記載しております。詳細につきましては、お気軽にお問合せご相談ください。

タイプ

サンドブラスト機には、仕組みや用途によって様々なタイプのものがございます。

どれも見た目が似ているのでわかりにくいですが、現在、ご商売として使用されているブラスト機では、「直圧式」「吸引式」の2種が圧倒的に多いです。(100V電源で使用するなら断然直圧式がお勧めです。)

作業として、どのような内容を想定しているか?どのような環境で作業をするのか?などにより、ご予算と合わせ比較検討が必要でしょう。

サイズ

サイズによって価格が変動します。
本体キャビネット型のブラスト機は、その大きさによっても価格が大きく変わります。
「確実な販路がある」というケース以外は、大型のブラスト機はあまりお勧めできません。
大型ガラスと言うと、建築関係の業界のお仕事などが連想されますが、簡単に受注・製作できるものではございません。
スタートは、コスト面などのリスクから考えて「小型のブラスト機」を選択するのが賢明と言えます。


別ページでご紹介する「マスクフィルム」を製作するための機械です。
製版機がなくてもサンドブラスト自体はできますが、短期間で商品レベルの物の製作をするには必須の機械です。

本体キャビネットサイズを考慮し、適したものがベストです。
想定されている作業内容によりますが、スタート時は、A3ぐらいまで対応すれば十分と言えます。
バキューム機能が付くと製版機は高額になります。非常に便利な機能ですが、スタート時から「必須」とまでは言えません。
ご予算と合わせ、比較検討が必要です。


直圧式・吸引式ブラスターの動力源となります。
パッケージ式・ドライヤー搭載型がお勧めです。(圧縮空気から水分をカットする機能です。高額になってしまいますが、研磨材が水分を含むと機械自体の錆や、詰まりの原因となります。)
設置環境にもよりますが、できれば静音式・低振動のものがお勧めです。
音や振動をを気にしない環境でしたら、数万円程度の安価な物もございます。


キャビネット内から粉塵を吸いとる掃除機の役割をします。
業務用の物でないとすぐに目詰まりを起こしますので、しっかりした物を導入しましょう。
選定のポイントは、騒音値・集塵能力・お手入れのし易さ、です。
小型キャビネットのブラスト機に集塵能力の高い集塵機を接続すると研磨材の消耗が激しくなりますので、 ブラスト機サイズと合った物を選定する必要があります。
大手メーカーの製造するブラスト機ですと、集塵機内蔵型・セット型もあります。

適正な価格

サンドブラストを事業として取り入れるにあたって、または現事業における差別化として導入をご検討されるにあたって、「各機材の適正な価格」を知って頂きたいという思いが一番にあります。
一番危険なのは、インターネットで得た一部の情報のみで全てを理解したような気になることだと思います。

決して「安い買い物」ではございません。


調べが足りず、驚くほど高額なシステムを購入してしまったり、逆に安さにつられ使い物にならないような機材を購入したり、あるいは新品と変わらないような価格で中古機材を購入してしまったりするようなケースも実際に存在します。


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株式会社サーブルの仲介業務

弊社では、機材を手放したい方と、機材を導入したい方の中継役を行っております。
中古機材の販売会社さんの販売価格は、当然ですが販売会社さんの利益が多分に乗っております。
(機械を引き下げて、メンテナンスを施してから販売している訳ですので高額になります。)

弊社は、
「必要最低限の費用で導入したい方」と「できるだけ高値で処分したい方」を直接結びます。

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